2011年4月21日木曜日

WTAC9,10日目

9,10日目には、主にPopulation Geneticsの話がありました。

元々この分野には殆ど経験がないので、まず何を言ってるかわかんないし、英語を理解しようとするモチベーションを持続させるのが凄く難しかったです。オマケに最終日あたりは休み時間にフリスビーとかサッカーとかして遊んでたり、夜遅くまで飲んでたりしたので、鬼のように眠かった・・・何回かLog outして、起きたら別世界が広がって何していいかわかんないという経験を何度かしましたw


ただ、合間合間にあったB.Mooreのベイズ法の解説は凄く面白かったです。MrBayesのMCMCの各チェインの温度設定って、均等な温度差を振るんではないんですね。各鎖の温度は1/(1+ID*T)で決まるみたいです。Tが設定パラメタで、IDは鎖の番号です。ただ、各鎖の温度の不均一性をもっと激しくすることはできないんですかね?例えば1/(T+(ID-1)^2)とか。温度の不均一性を激しくすれば、周辺探索とglobalな探索とをもっと効率よく行えるかと思っています。

そういえば、MrBayes3.2はまだ出ないんでしょうかね・・・こっちではactive developmentだという話を聞きましたが。3.2ではcheck pointの機能が追加されるみたいなので、早く使えるようになって欲しいです。

最終日には、初めてのコースディナーも体験しました。メールにはsmart dressで来いと書いてあって、何がsmartなのかググっても分からなかったんで、白シャツとジャケットだけ持って行きましたが、実際には普段着そのままの人やガッチリスーツの人がいてばらばらでした。料理は凄く美味しかったですけど、何か量が物足りなかったです。まだまだ自分は質より量ですね。


ディナーの後は、お決まりの飲み会。学会とは違って、全員が同じ目的の下に一つ屋根の下で学んできたので、どちらかというと部活の合宿に近い感じがしました。まだまだ英語はうまく話せないですけど、酒を飲んだら雰囲気で何とかなります。ここには書いてないですけど、ネータ(どちらかと言うと小ネータか?)も何個か出来ました。



そんなこんなで、このコースも終わりを迎えてしまいました。10日間は、やっぱりあっと言う間でした。正直言ってこのコースの全内容の30%も理解できなかったと思いますが、かといってこういうコースに参加するには早すぎたとは微塵も思っていません。(ちなみに自分が一番最年少でした。)

まず、英語しか話せない、聞けないという環境で、日常会話や科学的な会話をしなければならなかったことは大きな経験になりましたし、自分の分野の著名な研究者の話を学会のプレゼンよりも身近に聞くこともできました。自分の現在の研究に対するヒントや新しいアイデアも沢山得ることが出来ました。


このコースに参加するにあたっては、大ボスには(特に金銭面において)とてもお世話になりました。この経験を生かし、早く沢山論文を書いて恩返ししたいと思います。


明日は、夜七時の飛行機で日本に帰ります。現地時刻午後三時到着予定です。早ければ実験室に顔を出すかもしれません。

出発前は、ロンドンに寄るつもりです。そんなに時間はないですけど、昼食がてら観光してきます。大英図書館とビッグベンはみたいなあ。



・・・帰ったらまず自分の部屋の片付けをしなければ。解析は無事終わってるだろうか。あとはデスクの引っ越しもある・・・


ともあれ、「遠足は帰るまでが本番」。自分にとっては帰国までがもう一つの「講師のいない」講義なので、気を緩めずに帰ってきます。

1 件のコメント:

kami さんのコメント...

ちなみに一昨日雷で停電が起きました。それまでに解析が終わっていればよいのですが、、、もしも終わっていなかったら、、、ご愁傷様です。