2011年10月15日土曜日

系統解析ソフトウェアはOSSか?

OSS=オープンソースソフトウェア

系統解析ソフトウェアがOSSかといえば、やっぱり微妙なところなんですよね。
GPLをしっかり明示しているところは殆どありませんし。

OSSの定義としては、次の10の定義が満たされること。

1,再配布の自由
2,ソースコードの公開
3,派生ソフトウェア
4,作者のソースコードの完全性(派生ソフトは元のソフトの別バージョンとして再配布)
5,使用する個人やグループの差別は禁止
6,使用する分野の制限も禁止(商業・学術にも利用しておk)
7,再配布の際の追加ライセンスは禁止
8,特定製品との抱き合わせ禁止
9,特定の技術に依存するのは禁止

まあ5以下はこの場合あまり気になる問題ではないですね。
そもそも系統解析を商業的に使うってなによ?って話だし。

ソースコードの公開はPAUP*とかを除き大方のソフトウェアはクリアしているでしょう。
ただ、派生ソフトウェアを作って、かつそれを再配布して良いのか、それも誰もが、いちいち作者に許可を取らなくても、というと、それはあらぬ事故を招いてしまう原因になることもあるんじゃないかなあと不安に思います。

一応Mr.BayesはGPLを明示していますし(Wikiで)、RAxMLの作者なんかが、Hybrid適用のMr.Bayesなんかを再配布している例もありますが、それ以外の全てもそうであるとは言い難いでしょう。

ちなみに、「じゃあフリーソフト?」、というと、それも解釈がとても難しいです。
まずフリーソフトとOSSの違いが超絶微妙で見解もバラバラで、統一的な見解が出せないですし。


自分も並列化とか最適化で既存のソフトウェアをいじくろうとは思ってますが、それを作った後どうするかは、そもそもそのソフトウェアがどういう立ち位置にいるのか、きちんと吟味しないといけないですね。



・・・いつか、顔の本なんかでファンページ作って、OSSの系統解析ソフトウェアのコミュニティなんか作ってみたいですね~。人集まんなさそうだけど、それを使って大きなプロジェクトを行う(例えば○○のグループの大規模系統解析を○○な方法論を使ってやりたいとか、MEGAみたいな総合的なパッケージを作りたいとか)みたいなことがやれたら素敵だよなあと思います。

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